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日本だけで主流の妄想「腰を回せ!」

公開日: : 最終更新日:2016/11/29 スイング , , , ,

腰を回せ

【最初に教えられる真っ赤なウソ】

「回さないで耐える」やり直し重要度 5 ★★★★★

ゴルフを始めたころに必ずといっていいほど「腰を回せ!」と言われます。
いわれたことはありませんか?

わたしは、この言葉こそ”ゴルフ上達を妨げる3大悪”の一つだと考えています。

なぜなら、我々アマチュアは腰を回せの前に重要なことがあるんですね。
それは、「土台(下半身)をドッシリさせろ!」なんです。

上級者の方の中には、この意見に異論をとなえる人も多いと思います。
確かに、どのプロゴルファーのゴルフスイングをみても、トップから鋭く腰を回しながらフィニッシュをむかえています。

しかし、これは軸を守りながら回転できているからなんです。
上級者やプロゴルファーは、ゴルフが生活のすべてというくらい練習もしますし、体を鍛えています。だから、体幹や脚力が私たちと比べてずば抜けているため、腰を上手に使えているんですね。

私たちが「腰を回せ!」といわれ実践すると、むしろ腰も回っていなくて、下半身が”暴れている”だけなんです。
これは仕事と同じで、自分は精一杯仕事をしているつもりで、上司や取引先相手にはまったく伝わっていない・・・あっ、これは私のことでした。

なにか、いいたとえがないかなぁと思っていたところ、テレビでハンマー投げをやっています。
そう、これです。
ハンマーを投げる人は軸の役割ですから、軸がずれては遠くに飛ばせないことは容易に想像できると思います。

ハンマー投げの室伏選手を見てみましょう。

 

ハンマー投げの腰の回転

 

早く回転しながらハンマーが遠くへ飛んでいく様子に目が行きがちですが、注目するのは、ハンマーを回し始める最初の部分です。
下半身はどっしり構えていますね。

ゴルフのダウンスイングでも、クラブをハンマーに見立てて、クラブヘッドを徐々にスピードアップさせていくイメージを持つのがベストなんです。

結論を言いますと「ダウンスイングでは腰を回さず、回転しないように止めるイメージ」といいたいのです。

こういう表現は、私が特殊なことを言いているように思われた方がいるかもしれません。
しかし、海外や、最近日本のツアーでも大活躍の韓国では「腰を回せ!」という教えはないんです。

スキーブーツ

その証拠に、韓国のコーチの方で「スキーブーツを履いて、そのスキーブーツが地面に固定されているイメージでスイングしなさい」と教える方がいます。
このコーチのもとからは、たくさんの一流プロが生まれているんです。

下半身と上半身の関係は、別のページでも解説したいと思いますが、このページをお読みいただいたことをきっかけに「腰を回せ!」という言葉は忘れてほしいと思います。

もっと大切なのは腰から上の部分の動きです。

ちなみに、腰から上の部分と表現し、上半身といわなっかったことにも注目してくださいね。
なぜなら、上半身という言葉だけだと、胴体部分だけをイメージしてしまい、両腕を忘れがちなんです。
かならず、頭、肩、胸、おなかの胴体部分と両腕が一つのイメージを持っていただけると嬉しいです。

さて、これまでのことを頭の中でイメージしていただけたならば、まずクラブを持たないでシャドースイングをしてみてください。
腰を回さず、両足を安定させるといわれると”手打ちなの?”と思われる方も多くいらっしゃると思いますが、これは違います。

先ほども言ったように、胴体部分と両腕を同調させながらスイングしてください。

いかがですか?両腕だけを振るような手打ちとは、明らかに違うことを体感していただけたのではないでしょうか。

シャドースイングで感覚がつかめたら、次は7番アインぐらいをもって50%ぐらいの力加減で、同じようにスイングしてみましょう。
クラブを持っただけなのに難易度が上がりましたよね。

【ここからが重要】

慣れてくると、だんだんフィニッシュまで振り切れるようになってくると思います。
ここまできたら、フィニッシュで腰を見てみましょう。

回転していませんか?つまり「腰を止める意識」をもっても、腰は回転するのです。
むしろ、両足の踏ん張りがきいているので、軸をもって回転しています。

その結果、遠心力でおなか→胸→肩→両腕→グリップ→シャフト→クラブヘッドと体から遠くの部分がどんどんスピードがアップするんですね。

むやみに腰を動かすのは禁物ですよ・・・ねっ、先輩!
(最近は控えてます、はい。by先輩)

【今回のポイント】

①クラブを持たないでアドレスをとる
②頭の中でハンマー投げを想像し、腰から下をどっしり構えてシャドースイングをする
③7番アインをもって50%ぐらいの力でシャドースイングをする
④腰から下は動かさず、常におなかから上の部分を回転させる意識で振る
⑤腰を回転させる意識を持たなくても、結果的にはフィニッシュの形がきれいに取れて腰も回っていることを確認する


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  • なお吉と申します。1児の父です。練習をしなくても自宅の鏡の前で形をチェックするだけで80前後で回れるようになりました。ベストスコアは73が2回です。プロフィールをさらに詳しく

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